Gemini CLI を使ってみる
Gemini CLIとは?
Google Geminiをターミナルから使うことができるツール。
他のAIツールより無料枠が広く使いやすいらしい。
日々の業務でGithub copilotなどを頻繁に使っていてかなり助かっている一方、個人ではお金がかかるというところで懸念していたので、Gemini CLIを導入してみることにしました。
セットアップ
Quickstart を参考に進めていきます。
npx https://github.com/google-gemini/gemini-cli
上記のコマンドを叩くとカラーテーマを選ぶ画面に。
カラーを選んでEnderを押すと、認証方法を選ぶ画面に。
Select Auth Method
│ ● Login with Google
│ ○ Gemini API Key (AI Studio)
│ ○ Vertex AI
スタンダートに Login with Google を選択すると、ブラウザが開きログイン画面に遷移。
手順に沿って進み、ターミナルへ戻ると、Geminiが使える様になりました👏
なにかお願いしてみる
ちょうど作業していたプロジェクトで、ローカル環境を開くときにdockerの起動とViteのサーバーの起動の2度手間になっている部分があるので、改善してもらおうと思います。
するとディレクトリの中を解析し、色々提案をしてくれます。
複数のnpmスクリプトを並行して実行するためのパッケージconcurrently を使うことを提案されました。
ルートディレクトリに package.json を作成するやconcurrently をインストールする、package.jsonに書き込む、など、ファイルに変更を求めるという場面では認証を求められます。
設定ができたようなので提案されたコマンドを打ってみると、確かにどちらも1コマンドでローカル環境が立ち上がりました。
ディレクトリを確認すると、node_modulesファイルの変更がとんでもなく上がってきていたので.gitignoreに書くよう依頼します。
コミットもお願いしてみる
作業の途中で他に変更したファイルもいくつかあったので、プロンプトにはその指示もいれました。
見事にコミットしてくれました🐱
終わりに
Claude codeやGithub Copilotと同じくらいの力を無料範囲でここまでできるのはすごい
ただし無料枠はデータ収集されるので取り扱いには注意、かつまだまだプレビュー中なので今後制限は狭くなるのかもしれない...
your prompts, answers, and related code are collected and may be used to improve Google's products
https://github.com/google-gemini/gemini-cli/blob/main/docs/tos-privacy.md